ポトフのレシピ。圧力鍋なしで簡単にできる、本格的な作り方をご紹介!

「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。第153回は、「ポトフのレシピ」です。圧力鍋なしでできる本格的なポトフの作り方を動画でご紹介します。

寒い季節は、温かいスープが食べたくなるな~
野菜がいっぱい入ったポトフなんていいよね

コウちゃんも野菜食べてくれそう!
でも、ポトフって圧力鍋がなくても作れるのかな?
大丈夫だ!オレ様が圧力鍋を使わずに作る方法を教えるぜ


フラッキー頼もしい!作りたいからぜひ教えて!
目次

本格ポトフの作り方
ポトフはフランス語で「火にかけた鍋」という意味。肉と野菜を煮込んだフランスの家庭料理です。栄養バランスがよいうえ体も温まり、寒い季節におすすめの一品です。
材料(4人分)
- ウインナー
- 8本
- キャベツ
- 1/4個(300g)
- 玉ねぎ
- 1個
- にんじん
- 1本
- じゃがいも
- 2個
- 乾燥ローリエ
- 1枚
- 水
- 800ml
- 顆粒状ブイヨン
- 小さじ1
- 塩
- 少々
- こしょう
- 少々
- 粒マスタード(またはディジョンマスタード)
- 適量
手順

ウインナーは斜めに切り込みを入れます。

キャベツは2等分のくし形に切ります。

じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、半分に切ります。
5分ほど水にさらして、水気を切りましょう。

ウインナーを加えて、さらに10分ほど弱火で煮ます。野菜がやわらかくなったら、塩こしょうで味をととのえます。

キャベツは半分に切ってほかの具材と一緒に器に盛ります。

マスタードを添えたら、完成です。

圧力鍋、無水鍋を使った調理のメリット
ポトフは普通の鍋でも美味しく作れますが、圧力鍋や無水鍋での調理もおすすめです。それぞれのメリットをご紹介します。
圧力鍋
調理時間が通常の鍋に比べ、1/3〜1/4に短縮されます。そのため、時短につながるうえに、光熱費の節約にもなるメリットがあります。
また、加熱時間が少なく済む分、煮崩れが起きにくい点も圧力鍋の特長です。
無水鍋
水分を加えずに調理できるので、食材の栄養素やうまみを逃さないというメリットがあります。
また、火の通りが早く加熱時間が短縮されるので、光熱費の節約にもつながります。
保存方法
ポトフは傷みやすいため、常温保存は避けましょう。冷めたらすぐ冷蔵庫へ移して保存します。冷蔵保存の場合は、翌日までが保存の目安です。
また、具材によっては冷凍で1ヵ月保存することもできます。冷凍すると食感が変わってしまう大きめのじゃがいもやにんじんは避け、それ以外のキャベツ、玉ねぎ、ウインナーなどを冷凍用の容器に移して冷凍します。解凍は電子レンジで行いましょう。
ポトフの人気アレンジレシピ
ポトフを作りすぎてしまったときには、別のメニューにリメイクしてみましょう。簡単に美味しくできる人気のレシピをご紹介します。
カレー

残ったポトフはカレーにリメイクできますよ。ポトフの汁が少ない場合は水を適量入れ、加熱します。沸騰したら一旦火を止めて、ルーを入れます。味を見てから、もう一度火を入れ、とろみが付いたら完成です。
クリームシチュー

クリームシチューとポトフの具材はほぼ同じなので、アレンジにぴったり!作り方は、余ったポトフに生クリームやシチューのルーを加えて加熱するだけ。すでに具材を煮込んであるので、時短調理になりますよ。
スープパスタ
ロールキャベツ

具材の少なくなったポトフのスープを利用して、トマト風味のロールキャベツを作ります。まず、キャベツの葉をレンジでやわらかくします。豚ひき肉に玉ねぎのみじん切りを加え、よく混ぜ合わせ、塩こしょうで味をととのえます。キャベツの葉にタネをのせて包み、爪楊枝で留めます。ポトフのスープにトマトソースを加え、ロールキャベツを入れて煮込めばできあがりです。
用語解説
ディジョンマスタードとは
ディジョンマスタードとは、からしの種の外皮を取り除いて作られるマスタードのこと。からしの種の外皮に辛みがあるため、粒マスタードに比べてまろやかな味わいが特徴。
フランスの都市、ディジョンが発祥のため、ディジョンマスタードと呼ばれる。

絶品!体も温まる~

おやさいとおにくがごろごろしてるね~

コウちゃんが野菜食べてくれてよかった!
栄養バランスがいいからたくさん食べてね

和風仕立てのポトフもいいね!次はそれにトライしようっと!