2007年08月03日

 長谷工コーポレーションは、社内イントラネットを活用し、本社と現場作業所および各現場作業所間を結ぶWeb会議システムを導入しました。当社では近年、施工量が増大する中、施工・品質管理を最優先に考え、体制の強化を図ってまいりました。しかし、その一方では部内会議や他部門との調整会議も多く、メールやFAXでのやり取りでは意思の疎通が上手く図れない為、本社に集合して会議を行っていましたが、移動に時間が取られてしまうという課題を抱えていました。
 今後は本システムの導入により現場に居ながらにして、意思疎通の図れた諸会議を行うことが可能になります。現場に密着した施工管理体制を構築し、更なる品質向上を目指してまいります。


【Web会議システム導入の目的】

○離れた場所にいてもリアルタイムに情報のやり取りを行い、お互いに意思疎通を図りながら円滑に会議を進める

○建設部門の部長や所長が現場施工管理を行う体制を強化し、品質の向上につなげる


【Web会議システムの特徴】

○離れた場所にいてもパソコン上で同じCADソフトや表計算ソフトの画面を表示し、お互いに操作する事が可能

○集音マイク装置を利用することでお互いに画像を見ながら対話することが可能

○パソコン上のソフトのみならず、図面やパンフレットなどの印刷物も書画カメラを利用することで同じ画像として共有する事が可能

○社内イントラネットを利用することで、セキュリティを確保

○プロジェクタを使って壁面やスクリーンに投影することで数十人規模の会議に対応

○同時に複数の拠点と接続可能(拠点数は回線速度やネットワーク環境による)


【今後の展開】

 これまで本システムの検証を行い、試行的に一部の現場作業所に導入を進めてまいりましたが、性能面や使い勝手、効果などについて検証を終え、今年8月中に首都圏の全現場へ導入する予定です。また、関西圏も首都圏に引き続き順次導入を計画しています。今後は営業、技術研究所を含めた技術開発部門との会議や現場間の打ち合わせなど用途を広げていく予定です。


【システムイメージ図】

離れた場所にいても同じ画像を確認でき、お互いに操作もしながら対話する事が可能です


【写真】

[現場作業所での打ち合わせの様子
パソコン、プロジェクタ、スクリーン、
集音マイク装置、Webカメラを利用]
 
[本社での打ち合わせの様子
パソコン、書画カメラ、集音マイク装置を利用]
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