2007年08月27日
長谷工アーベストは、この度、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で受託販売したマンションの購入者を対象としたWebアンケートを実施し、若年層夫婦(20代後半~30代)の住まい選び・購入実態に関する親世帯との関わりについて分析を行いました。
住まいの所在地を決める際に、「妻の親世帯に近い」は約38%、「夫の親世帯に近い」は約34%が理由として挙げており、親世帯との距離の希望は、30分未満が主流となっています。 夫・妻別の親世帯との近居については、妻の親世帯との近居希望は約67%を占め、"子育てや生活面の援助が気軽に頼める"などを理由にしています。また購入の際、親世帯からの資金援助を受けた人は約半数で、資金援助がマンションの所在地を決める際に影響があったという回答は、その内の20~30%を占めています。
【購入した住まいの『所在地』を選んだ理由について】(資料 1. )
「以前に住んでいた住所に近い」(47.2%)が最も多く、「夫の勤務地に近い」(44.9%)に続き、「妻の親世帯に近い」(37.5%)「夫の親世帯に近い」(33.5%)が上位となり、住まいの所在地を決める際に、親世帯の住まいに近いことが理由として多いことがわかりました。
【親世帯との近居の考え方について】(資料 2. )
夫の親世帯との近居は44.9%、妻の親世帯との近居は67.1%が希望。夫・妻それぞれの回答別では、どちらも「妻の親世帯の近くに住みたい」という回答が多く、特に妻は"子育てや生活面の援助が気軽に頼める"などを理由に、自分の親との近居を80.4%が希望しています。
【希望する"親世帯との距離感"について】(資料 3. )
親世帯との距離の希望は、夫の親世帯が30分未満で42.7%、妻の親世帯が30分未満で60.8%となり、妻の親世帯のほうがより近くに住むことを希望する割合が高くなっています。また夫・妻それぞれの回答別では、妻が自分の親世帯と30分未満の距離に住みたいという希望が76.8%を占め、徒歩圏の希望もその内の約半数を占めることがわかりました。
【親からの資金援助について】(資料 4. )
マンション購入の際、親世帯から資金援助を受けた人は、46.6%と約半数を占めました。
また親からの資金援助を受けたことにより、住宅の所在地を決定する上での影響があったという回答は夫の親世帯からの援助では約28%、妻の親世帯からの援助では約23%で夫の親世帯の影響がやや強いことがわかりました。
【長谷工アーベスト 購入者Webアンケート 調査概要】
調査対象 | 長谷工アーベストが首都圏で受託販売したマンション購入者 ※2006年以降購入者で年齢25歳~39歳購入者 |
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調査手法 | Webアンケート |
調査実施日 | 2007年6月1日~6月4日 |
配布件数 | 3,185件 |
返信件数 | 512件 |
※今回の分析対象は、夫婦それぞれの親世帯が首都圏に在住(176件)
■ご購入された住まいの『所在地』を選ばれた理由は何ですか?(複数選択) (資料 1. )
■親世帯の近くに住むことについてどのようにお考えですか? (資料 2. )
■親世帯とはどれくらいの距離が良いと思いますか? (資料 3. )
■住宅の購入に際して、親世帯から資金援助はありましたか (資料 4. )
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