2008年10月24日

 総合地所、三井不動産レジデンシャル、新日本建物、長谷工コーポレーションの4社が売主長谷工コーポレーションが設計・施工による新築分譲マンション『深大寺レジデンス』(東京都調布市、総戸数:570戸)が、財団法人都市緑化基金主催の第28回「緑の都市賞」において、緑の地域づくり部門 国土交通大臣賞を受賞いたしました。(表彰式は10月31日)


【『深大寺レジデンス』が「緑の都市賞国土交通大臣賞」を受賞した理由】

■評価コメント
    大規模な集合住宅の計画は、既存の街並みに対して多大な影響を及ぼすことが多いが、この計画は日照や通風、圧迫感を十分に考慮しており、建物のボリュームをコントロールするだけでなく、地域や時間をよんだ植生を施した緑の環境を提供することで、周辺地域とゆるやかにつながる環境を創出しているプロジェクトである。緑が住宅の品質と価値を牽引する積極的な役割を果たした住宅開発の成功事例として高く評価された。


【深大寺レジデンス 緑の地域づくりに向けた計画について】


   明治大学野球場跡地に建つ深大寺レジデンスは、"居住者や地域住民に日々の暮らしに清らかな水と豊かな緑がある武蔵野らしさを提供する"「アドレスは武蔵野・深大寺」をコンセプトに緑化に取り組んでまいりました。
   敷地の周辺に豊かな緑量を配慮した「武蔵野アヴェニュー」を設置し、建築物の圧迫感の解消、地域コミュニティの形成、プライバシーの配慮、歩行者の安全確保、歩道の確保による車路の交通緩和に貢献しています。
   また、野球場時代からのソメイヨシノの保存、周辺の国分寺崖線の緑との調和と連続性を図るクヌギやコナラ、その他にも多種多様な樹木や草花を植栽するとともに、敷地中央に国分寺崖線の湧水をイメージした水辺空間を整備することにより武蔵野の緑と水辺環境を創出しています。
 「ランドスケープ説明会」や環境ワークショップ「この木何の木-樹名板を作ろう」といった居住者に対するイベントなどを通して、創出した緑の環境を手渡し、継続的に維持していくためのきっかけになるような仕組みづくりも行っています。

[深大寺レジデンスのメイン空間(6月撮影)]


【深大寺レジデンス 物件概要】


物件名 深大寺レジデンス
所在地 東京都調布深大寺南町3丁目
敷地面積 23,703m2
緑化面積 4,969m2
構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上14階地下1階建て
総戸数 570戸
売主 総合地所、三井不動産レジデンシャル、新日本建物、
長谷工コーポレーション
設計・施工 長谷工コーポレーション
竣工 平成20年3月

[深大寺レジデンスのメイン空間(4月撮影)]

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