実家の将来、考えていますか? 意外と身近な「空き家問題」
「空き家問題」はまだ自分には関係ないと感じている人も多いのではないでしょうか。ですが、将来を考えると向き合うことになるケースは決して少なくありません。今回は、7,353人の回答結果と経験者の声から、「空き家問題」について考えていきます。
今回のアンケートで、空き家問題をどのように捉えているかを聞いたところ、「自分、親や親戚の家・マンション」「身近な地域」「将来的に」関係しそうと答えた人は、合わせて回答者の86%。多くの回答者が、空き家問題を自分にも関係する可能性のある問題として捉えていることが分かりました。
現在の状況では「該当の物件が遠方にあり対応しづらい」が最も多く、物理的な距離が大きなハードルになっていることがうかがえます。また、「まだ先の話」「親や親族が元気なので考えていない」という人も約3割で、関係しそうだと思っていても具体的に考えられていない人が少なくありません。「何から始めればいいか分からない」「忙しくて後回し」といった声もあり、「既に情報収集や行動している」と答えた人は約1割でした。空き家問題を身近に感じていても、実際に行動へ移すことの難しさがうかがえる結果となりました。
「実家や親族の家について将来気になること」を聞いたところ、最も多かったのは「家財の整理や片付け」と「誰が住むか、家をどうするか」でいずれも38%、次いで「相続や名義」「管理や維持」「売却するか残すか」が続きました。また、「空き家問題はあまり関係ない」と答えた人の約4割が、実家や親族の家の将来について何らかの気になることがあると回答しています。空き家問題という言葉には距離を感じていても、実家や親族の家の将来に目を向けると、意外と身近なテーマなのかもしれません。
家の将来について実際に向き合うと、考えることが幅広く負担も小さくありません。だからこそ、気になり始めた段階で情報収集や相談先を調べておくことが、いざというときの備えにつながります。
地域に空き家が増えた場合の影響を聞いたところ、「防犯面での不安」と「建物の老朽化や倒壊」が特に多く挙げられ、「火災など災害時のリスク」、「衛生環境の悪化」が続きました。空き家は、所有者だけでなく、地域で暮らす人にも関わる問題であることがうかがえます。
空き家問題は、所有者だけでなく、地域で暮らす人たちにも関わる問題です。家の将来について少しずつ考えておくことが大切です。そして、すでに空き家をどうするかお困りの場合は、一人で抱え込まず専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
【アンケート概要】
- 回答期間:
- 2026年7月15日(水)~7月22日(水)
- 回答者数:
- 計7,353名
- 対象者 :
- 「空き家問題」に関心がある方
