ステンレスシンクのサビを落とす方法は?原因や落とし方、予防策まで解説
ステンレスシンクに発生したサビの落とし方は?原因や落とす方法、予防策までご紹介します。
Question
どうしよう!シンクをしばらく放置したらサビができちゃった!
毎日使っているのに、いつの間にサビたんだろう?あと、どうすればきれいに落ちるのかな…。
Answer
シンクのサビの原因は主に4つあるニャ!サビはメラミンスポンジでこすったらほどんど落ちるけど、頑固なサビはクエン酸を使うと効果的だニャ!
■ご注意
使用する洗剤の取扱説明書を確認してから作業するようにしてください。
目次
ステンレスシンクがさびるのはなぜ?原因は大きく4つ!
キッチンシンクがさびてしまう主な原因として、以下の4つが挙げられます。
- もらいサビ
- シンクの傷
- 調味料
- 塩素系漂白剤
それぞれの原因について詳しく見ていきます。
もらいサビ
「もらいサビ」とは、金属製の調理器具や、空き缶のような金属製のごみを置きっぱなしにすることで発生する、赤色や黒色のサビのことです。
もらいサビは、長時間放置された金属類が腐食し、シンクを美しく守るためのコーティングが破壊されて発生します。基本的には赤サビであり、熱が加われば黒サビに変化する特徴があります。
ステンレスシンクにさびた調理器具を長時間放置すると、汚れが落ちにくくなる可能性があるため注意が必要です。
シンクの傷
シンクに深い傷がある場合、さびてしまう可能性があります。ステンレスシンクは、表面がコーティングされているためさびにくいといわれますが、表面に深い傷ができると、保護膜が剥がれてさびてしまうことがあるので注意が必要です。
たとえば、シンクに金属製のものを落としたり、金たわしで強くこすったりするのは、保護膜が剥がれて傷ができる原因になるでしょう。フォークやナイフを洗うときや、掃除をするときは注意が必要です。
調味料
調味料によってシンクがさびることもあります。ステンレスシンクの保護膜は塩分に弱いため、塩分に触れるとコーティングが剥がれる可能性があります。コーティングが剥がれると、むき出しになったシンクにサビができやすくなるため、塩や醤油、味噌など塩分を含んだ調味料を使用する際には十分に注意して使いましょう。
塩素系漂白剤
キッチン用洗剤のなかでも、塩素系の洗剤や漂白剤は十分に気をつけて使ったほうがよいでしょう。ステンレスは塩素に弱く、長時間の使用や洗い残しによって保護膜が剥がれるおそれがあります。
また、塩素系の洗剤は酸性洗剤と混ざることで塩素ガスが発生します。塩素ガスは人体に有毒なので、使用にはくれぐれも気をつけなければなりません。シンクを傷つけず、安全に使うことに自信がないなら使用しないほうが賢明でしょう。
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詳しくはこちらステンレスシンクのサビを落とすなら重曹とメラミンスポンジ
■所要時間 :20分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:サビが付いたら
シンクの表面にサビが付いているような初期段階の場合、メラミンスポンジでこすると簡単に落とせます。メラミンスポンジは研磨作用が優れているため、濡らしてこするだけで汚れがきれいに落ちます。
メラミンスポンジと水でサビが取れない頑固な汚れの場合は重曹を振りまいてからメラミンスポンジでこするのがおすすめです。サビが落ちたら水で洗い流し、乾いた布で水気を拭くことでシンクをきれいに維持できます。
ステンレスシンクの頑固なサビにはクエン酸かクレンザー
重曹とメラミンスポンジを使っても落ちない頑固なサビには、次の2つの方法を試してみましょう。
クエン酸水パック
■所要時間 :20分
■難易度:★★★☆☆
■掃除頻度の目安:サビが付いたら
赤いサビにはクエン酸が効果的です。クエン酸は酸性で、アルカリ性のサビと中和反応を起こすため、汚れが取れやすくなります。
サビ部分にクエン酸水を吹きかけ、キッチンペーパーで包んでさらにその上からスプレーをかけます。5分~10分程度置いたら、メラミンスポンジでやさしくこすり落とし、サビやクエン酸水を水ですすいだ後、乾拭きで仕上げましょう。
なお、クエン酸水の作り方は、クエン酸小さじ1/2と水1カップ(200ml)をスプレーボトルに入れ混ぜ合わせます。
クリームクレンザーで落とす
■所要時間 :15分
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:汚れが付いたら
上記の方法でもサビの汚れが取れない場合は、クリームクレンザーを使って落としましょう。クリームクレンザーには、「研磨剤」と「界面活性剤」が配合されており、落としにくい汚れの掃除に適しています。スポンジにクレンザーを付け、サビの部分をこするだけで汚れが落ちます。
ただし、クレンザーの粒子の大きさによってはシンクに傷がつく可能性もあるため、使用の前に取扱説明書を確認するようにしましょう。
ステンレスシンクのサビ取りをするときの注意点
シンクのサビ取りをするときの注意点として、以下の4つのポイントが挙げられます。
- 力強くこすらない
- 長時間つけ置きしない
- クエン酸を使用するときは鉄製のものを片付ける
- サビ取り洗剤の取り扱いに注意する
それぞれの注意点について、詳しく説明していきます。
力強くこすらない
シンクのサビを取る際に、力を入れ強くこすらないように注意しましょう。サビ汚れを落とそうと強くこすり過ぎると、ステンレスシンクの保護膜が剥がれる恐れがあります。保護膜が剥がれるとむしろサビに脆弱になるため、メラミンスポンジで軽く円を描くようにこすりましょう。
長時間つけ置きしない
サビ落としには、重曹やクエン酸につけ置きするのが効果的ですが、長時間のつけ置きはステンレスを傷める可能性があります。重曹やクエン酸でつけ置きする場合は、5分から10分程度に留めましょう。また、こすり洗いが終わったら、成分が残らないようにきちんと流すことが大事です。
クエン酸を使用するときは鉄製のものを片付ける
クエン酸でサビ取りをする際には、フライパンや包丁など鉄製のものを片付けてから使用しましょう。クエン酸は鉄製のものと相性が悪く、付着すると腐食してさびる恐れがあります。サビ取りをするときは、シンク内と周辺に鉄製のものがないか確認してから作業するのがおすすめです。
サビ取り洗剤の取り扱いに注意する
サビ取り用の洗剤を使用する場合は、取り扱いに注意しましょう。重曹やクエン酸とは異なり、サビ取り用の洗剤は効果が強力であるため、素手で使用すると手が荒れる恐れがあります。そのため、使用する際には手袋を着用したり、空気がこもらないように窓を開けたりするなど工夫をしてから作業するようにしましょう。
シンクのサビを予防する方法
シンクのサビを予防する方法をご紹介します。
空き缶ごみや金属製品の扱いに注意
シンク内には、サビの原因になる空き缶ごみを放置せず、金属製のおたまやフライ返しなどもシンクまわりには置かないことが大事です。毎日使わない金属製の調理用具は、流し下の収納や引き出しにしまっておくとサビ防止になります。また、フライパンやスキレットのサビつきには十分注意し、サビを見つけたらシンクに置かないこと、サビを取ってから使うことを徹底しましょう。
コーティングをする
シンク専用のコーティング塗料を塗ることでサビが予防できます。ステンレスを定期的にコーティングすると、日々の掃除の手間が減ってサビつきを回避しやすくなります。シンクをきれいに保つことに、あまり時間をかけたくない人におすすめです。
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ステンレスシンクをきれいに維持するためには日々の手入れが大事だニャ!
