地震でこわいのは建物の倒壊だけではありません。揺れがおさまって避難しようとした時に、玄関ドアが開かなかったら大変です。災害時の暮らしの空間での安全を守るため、室内の細かなところにも工夫を施しました。

1.対震枠

玄関ドアの防水・耐風性能を満たした上で、玄関枠と扉との間に適切なゆとりを設けて、揺れによるゆがみや変形を吸収することで、ドアが開かなくなることを防ぎます。

2.耐震ラッチ

地震の際、キッチンの吊戸棚から食器などが飛び出さないように耐震ラッチを設けています。突然の揺れでもストッパーが働き、扉が勝手に開かないので、収納物の落下による事故を防ぐことができます。

  • 形状などはメーカーによって異なります。
  • 耐震ラッチがないものもあります。