都市部で「コンパクトなマンション」が急増中? その理由とは
――都市部を中心にマンション価格や家賃の高騰が続いています。予算を抑えつつ利便性の高いエリアに住みたい共働き世帯や単身世帯にとって、好立地に立つスペースパフォーマンスの良い物件、いわゆる“スペパ”の高いマンションは現実的な選択肢になり得ると思いますが、実際のところ、都市部では「スペースの限られたマンション」が増えているのでしょうか?
秋山行雄さん(以下、秋山):そうですね。特に、土地面積が限られ、価格も高騰している都市部では、専有面積の限られたマンションが増加傾向にあると考えられます。コンパクトな住居は「駅近など利便性の高い好立地に住みたい、でも予算は抑えたい」というニーズに応えられるものですし、少人数世帯や共働き世帯の増加によって、「広い住居ではなく、掃除等の家事負担が軽減されるコンパクトな空間」をあえて望む傾向も強くなっている印象です。また、インテリアの観点では、家具や家電製品の小型化、多機能化により、限られた空間でも快適に暮らせるようになってきていると感じます。
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