当社グループ初となる水耕栽培施設を有したマンション人工光型植物工場

概要

当プロジェクトは、当社グループでは初となる集合住宅の共用部にプラントルーム(水耕栽培設備室)として人工光型植物工場※1を設けており、共用部を華やかに演出し、収穫した野菜を居住者に提供できる地産地消を目指します。今後は、農業イベントの開催を計画しており、食農教育や地域全体の循環型社会の形成を目指します。

  1. ※1人工光型植物工場とは
    光源に人工光を用い、空調と養液栽培を導入し、植物生育に必要な環境要素(光、温度、湿度、CO2ガス濃度、気流)を制御し、周年安定的に高品質の植物を栽培する施設です。
システム概要
栽培品目

採用メリット

緑を感じることのできるグランドエントランス

グランドエントランスからは、プラントルームで育てられている野菜や花卉を見ることが可能な計画としています。プラントルームとグランドエントランスにウィンドウ窓を計画し、グランドエントランスの利用者が常に野菜や花卉を見ることができるようにすることで、装飾オブジェとしての役割を持たせられ、プラントルームによってグランドエントランスを華やかに彩る演出とします。

外観
内観

食への安全・安心に配慮した動線計画

配置図

プラントルームで収穫する野菜は、居住者に提供されます。そのため、食への安全・安心に配慮した動線計画が必要です。プラントルームには、バックヤードを設け、さらに前室を介した動線計画とすることで、害虫や病原菌の侵入を防止し、衛生面に配慮した計画としています。

開発の目的・背景

農業界では、長らく農業就労者の高齢化や後継者不足に伴い、生産性の向上が求められいる。当社グループでも、長谷工あんしんデリによる「たなかみ米」の生産・販売、「当社明日香コミュニティファーム」の運営や野菜の販売を行なっており、当社グループとしても作物の生産性の向上は農業分野における重要な課題の一つです。当社グループの新たな事業として、植物工場によるビジネス展開を検討しており、2019年より市場調査を行ない、2021年より本格的に研究を開始しています。