かつおのたたきのたれレシピ!種類の異なる4つのたれ紹介
お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。今回は、「かつおのたたきの薬味だれ」です。かつおのたたきに欠かせない、美味しい薬味だれの作り方を動画でご紹介します。
今日はかつおのたたきが安かったから、買ってきたよ!
これだけ大きいと、付属のたれだけじゃ足りなさそう…。
家で簡単にかつおのたたきのたれを作れないかな?
よし、まかせとけ!美味しい薬味だれの作り方を教えてやるぜ!
目次
かつおのたたきの薬味だれの簡単な作り方
かつおは表面を炙ったたたきが人気の魚。旬は年に2回あり、春から初夏に出回る「初がつお」は味がさっぱり。秋に出回る「戻りがつお」は脂が乗っています。
今回は、そんなかつおのたたきによく合う薬味だれのレシピをご紹介しましょう。
材料と分量(2人分)
- かつおのたたき(さく)
- 250g
- 青ねぎ
- 4本
- みょうが
- 1個
- 生姜(すりおろし)
- 小さじ1/2
- にんにく(すりおろし)
- 小さじ1/2
- 米酢
- 大さじ2
- 醤油
- 大さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- 大葉、新玉ねぎ(スライス)など
- あれば適量
作り方
かつおのたたきは1cmの厚さに切ります。このとき、お皿に盛り付けて、そのまま冷蔵庫で30分~1時間程度冷やせば、より美味しくいただけるでしょう。
青ねぎは小口切りに、みょうがは粗みじん切りにします。
お皿に盛ったかつおのたたきに薬味だれをかければ完成です。
かつおのたたきに合う薬味は?
かつおのたたきには、青ねぎやみょうが以外にも、大葉や新玉ねぎがおすすめ。大葉は千切りにし、新玉ねぎは薄くスライスして、かつおと一緒に盛ると絶品です。また、すだちやレモン、夏みかんなどの旬の柑橘類を追加で添えると、かつおのたたきをより爽やかな味わいにしてくれるのでおすすめです。
かつおのたたきに合うにんにくを使った洋風だれ
洋風だれの作り方は次の通りです。
材料と分量
- オリーブオイル
- 大さじ1
- にんにく
- 2片
- 酢
- 大さじ1
- 醤油
- 大さじ1
- 粒マスタード
- 大さじ1
- パセリ
- お好みで
作り方
フライパンに薄切りのにんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかけ、にんにくが薄く色づいたら取り出します。オイルが冷めたら、粒マスタード、パセリ、酢、醤油を混ぜれば完成です。取り出したにんにくやトマト、貝割れ大根などを添えると、見た目も美味しい仕上がりに。
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かつおのたたきに合うマヨネーズとポン酢醤油で合わせだれ
マヨネーズとポン酢醤油の合わせだれの作り方は次の通りです。
材料と分量
- ポン酢醤油
- 大さじ1
- マヨネーズ
- 大さじ1
作り方
ポン酢醤油にマヨネーズを混ぜ合わせてたれを作ります。レタスの上にかつおのたたきをのせ、貝割れ大根を散らした上からポン酢マヨネーズだれをかけると、さっぱりしているのにコクがあるサラダ風に。
かつおのたたきに合うごま油と塩のシンプルだれ
ごま油と塩のシンプルだれの作り方は次の通りです。
材料と分量
- ごま油
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/2
作り方
かつおの味をしっかり味わいたい場合は、ごま油と塩だけのシンプルなたれがおすすめです。新玉ねぎや青ねぎ、みょうがなどを添えるとさらに美味しく食べられます。
フライパンで作るかつおのたたき
まず、かつおに血合いの部分があれば取り除きましょう。焼く際に中まで火が通らないようにするために、冷蔵庫で冷やします。かつおが十分に冷えたら、皮目に塩を振ります。焼く前に塩を振ることで、皮にほどよく香ばしい塩味が付くでしょう。
フライパンに油を引いて強火で温めます。かつおは皮目から焼き、ほかの部分も順番に焼き目が付く程度に火にかけます。全ての面にほどよい焼き目が付いたら、冷水にくぐらせて完成です。
かつおのたたきやたれを使った人気アレンジレシピ
かつおのたたきやたれが余ったら、別のお料理に活用しましょう。ひと手間加えるだけで、新たな料理として楽しめますよ。
薬味だれを使ったさっぱりパスタ
ボイルいかを使ったパスタです。ボイルいかはリング状にカットしたものでもよいですし、ほたるいかのボイルをそのまま入れても美味しいでしょう。
キャベツはひと口大に切ります。たっぷりのお湯に塩を入れた鍋で、パスタを固めにゆでます。フライパンに油を入れ、すりおろし生姜、キャベツ、いかを炒めてから、ゆであがったパスタを加えて全体をなじませます。最後に、火を止めて薬味だれを混ぜ合わせれば完成です。
かつおのたたきの漬け丼
かつおのたたきを使ったどんぶりです。漬け汁は、みりんと酒を合わせてレンジで50秒程度加熱し、アルコールを飛ばしたものに醤油を合わせます。かつおのたたきはひと口大にカットして漬け汁に漬け込み、30分程度冷蔵庫に入れて味をなじませましょう。
味が染み込んだかつおのたたきをごはんにのせ、生卵の卵黄、大葉、刻みのりなどをトッピングすればできあがりです。
「かつおのたたきのたれ」に関するよくある質問
かつおのたたきやたれに関するよくある質問をご紹介します。
かつおによく生姜が薬味として添えられるのはなぜですか?
生姜には風味の向上や殺菌効果があるためです。かつおは魚のなかでも鮮度が落ちやすいので、殺菌効果のある生姜と一緒に食べることをおすすめします。また、生姜には胃腸の働きを助け、食欲を増進する効果もあるため、薬味として最適です。
かつおのたたきはどれくらい日持ちしますか?
冷蔵で3日、冷凍で10日から2週間程度が目安です。かつおは空気に触れると鮮度が落ちるため、薄くスライスした刺身の状態ではなく、さくや塊の状態で保存します。ぴっちりとラップに包んでから密閉袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫、あるいは冷凍庫に入れましょう。
たたきと炙りの違いは何ですか?
たたきとは全体を焼き、味付けをする調理法のことです。これに対し、炙りは皮目のみを軽く焼き、味付けもしない調理法を指します。つまり、焼く箇所と味付けの有無がポイントです。
かつおのたたきの由来は高知県?
一説では高知県が発祥の地と考えられているため、代表的な郷土料理として有名です。かつおは高知県の県魚であり、船上で鮮度の落ちたかつおを食べるために発展した調理方法といわれています。かつおに調味料をたたいてなじませたことが名前の由来とされています。
かつおのたたきの生臭さを消すには?
かつおの生臭さの正体はトリメチルアミンです。このニオイの正体がアルカリ性の物質のため、酸性の酢で中和してあげることで、かつおのたたきの生臭さを消せます。
水180mLに対し、酢小さじ1の比率でボウルに酢水を作ります。そこに水気をよく切ったかつおのたたきを2分程度つけましょう。2分後、よく水気を拭き取ったら完成です。
コウちゃんはまだみょうがが食べられないから、お気に入りのポン酢マヨネーズだれを作ったよ!
かつお、おいしい~♪
たれを手作りすると、薬味の風味がいつもより新鮮で美味しく感じるね。
たれを数種類作っておくと、いろいろな味が楽しめて献立の幅も広がるぞ!
