いんげんのゆで方。色鮮やかにゆでるコツ
「うちのご飯は世界イチ」の番外編、お料理の基本をご紹介するミニレッスンへようこそ。第98回は、「いんげんのゆで方」です。いんげんを美味しくゆでるには、正しく下ごしらえすることが大切です。簡単に美味しく、色鮮やかにゆでるコツや保存方法などをご紹介します。
まま、なにつくるの~
いんげんのごま和えだよ!
きょうはいんげん、ふにゃふにゃじゃないー?
はっ、そういえば…前に作ったとき、ゆで過ぎて美味しくできなかったんだった!また失敗したらどうしよう〜!
まあ落ち着け!ゆで時間さえ気を付ければ、いんげんを上手にゆでるのは簡単だ!今日は、基本のいんげんのゆで方を教えてやるぜっ!
フラッキー、ありがとう!今日は美味しくゆでられるように頑張るぞ!
目次
基本のいんげんのゆで方
鮮やかな緑色のいんげんは、お料理の彩りにも大活躍!いんげんは、しっかり塩を入れて正しい時間でゆでると、色よく味わいも深くなります。さっそく、手順をご紹介しましょう。
材料
- いんげん
- 100g
- 塩
- 小さじ1
- 水
- 500ml
- 冷水
- (分量外)
手順
いんげんを洗っておきます。いんげんのヘタの先端を、筋がある方向に折ります。ヘタをそのままゆっくり引っ張り、筋を取りましょう。
いんげんの上下を逆にして持ち、同じように筋を取ります。
いんげんに筋がない場合は?
最近のいんげんには、筋がない場合も多いぞ。いんげんに筋がない場合は、筋取りをしなくても大丈夫だぜ!ヘタを5mm程度切り落として、次の手順に進もう!
鍋やフライパンに水を入れて加熱し、沸騰させます。
鍋に塩といんげんを入れて、約2分ゆでてください。歯ごたえを残すため、長くゆで過ぎないように注意しましょう。
より色鮮やかにゆでたいときは「板ずり」をしよう!
板ずりとは、塩を使った野菜の下ごしらえ方法だ。ゆでる前に板ずりしておくと、いんげんに生えている細かい毛を取り除くことができるぞ。そして、より色鮮やかに仕上がり、下味にもなるんだ!
板ずりは、いんげんのヘタと筋を取った後に行なうぞ。まずまな板にいんげんを並べて、塩を振りかけよう。次に手先を使って、いんげんをまな板の上でコロコロと転がしたら完了だ!ゆでるときはいんげんに塩が付いたままでOK。その代わり、鍋には塩を入れなくていいぜ!より色鮮やかに仕上げたいときは、ぜひ試してみてくれ。
ちなみに、オクラもいんげんと同様に、板ずりすると細かい毛を取り除けるぞ!
ゆで上がったら、冷水にさらして粗熱を取りましょう。冷水にさらすことで、色を保ちやすくなります。最後にキッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了です。
電子レンジでいんげんを加熱する方法
いんげんは、電子レンジで加熱しても食べられます。少ない水量で加熱するため、栄養素が流れ出るのを防げますよ。
まずヘタと筋を取った後、軽く水にくぐらせましょう。次に耐熱皿にのせて、軽く塩をかけます。ラップをして、600wに設定した電子レンジで1分半程度加熱してください。加熱時間は、様子を見て調整しましょう。
ちょうどよいかたさになったら電子レンジから取り出して、ゆでる方法と同様に、冷水にさらします。こうすることで色を保ちやすくなります。最後にキッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了です。
ゆでたいんげんの冷凍方法
いんげんは生のまま冷凍することができ、凍ったまま炒めたりスープに入れたりするなど、使い勝手もよいですが、調理法によっては食感が悪くなってしまうことがあります。そんなときは、いんげんをゆでた状態で冷凍すると、生のまま凍らせるよりも風味や食感を保ちやすくなるのでおすすめです。ただし、ゆでたいんげんは、生の状態よりも傷みやすくなるため、ゆでたら手早く処理をして冷凍しましょう。さっそく、手順をご紹介します。
手順
まず、ゆでたいんげんをキッチンペーパーで拭き、水気をしっかり取ります。いんげん同士がなるべく重ならないように冷凍用のジッパー付き保存袋に入れ、冷凍庫で保存しましょう。このとき、金属トレイの上に保存袋を置いて冷凍すると急速冷凍されるため、解凍後の食感の低下を抑えられます。
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ゆでて冷凍したいんげんの解凍方法
冷凍保存したゆでたいんげんは、どの料理に使うかによって解凍方法が異なります。解凍方法を誤ると食感が変わってしまうことがあるので注意しましょう。ここでは、適切な解凍方法をご紹介します。
加熱調理をする場合
後ほど紹介するパスタや天ぷらなど、加熱調理をする場合は、凍ったまま使うのがおすすめです。また、食べやすい大きさにするには、凍った状態で切ってから調理しましょう。
サラダや和え物に使う場合
加熱しないサラダや和え物に使うときは、水にくぐらせてから電子レンジの解凍モードで加熱するか、熱湯を回しかけてから使いましょう。また、使う前日から冷蔵庫に移すことでも解凍できます。冷蔵庫で解凍する場合、常温で解凍するのに比べて、中の水分が染み出しにくいので風味や食感を保てます。
いんげん解凍時の時短ポイント

凍ったままのいんげんに調味料をかけて冷蔵庫で解凍すると、解凍されるうちにいんげんに味が染み込み、食感もよくなって美味しくいただけます。
この特性を活かして、冷凍したいんげんにあらかじめめんつゆや醤油などをかけて冷蔵庫で解凍するだけで、おひたしやごま和えなどの料理が簡単に作れます。解凍と調味が同時にできて、時短にもなるのでおすすめです。
いんげんの保存期間
いんげんは保存の仕方によって日持ちが変わります。常温での保存には向かないので、基本は冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。ただし、乾燥や低温に弱いので保存期間は1週間程度です。
さらに長く保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。生のまま冷凍した場合は3週間~4週間、ゆでてからの冷凍で1か月程度保存できるため、使う予定に合わせて保存方法を選ぶとよいでしょう。
いんげんを使った人気レシピ
使い勝手がよく、さまざまなおかずを彩るいんげん。定番のごま和えからサラダ、炒め物、さらにアレンジでジェノベーゼや天ぷらにも使えます。
いんげんのごま和え
定番のごま和えは、ゆでたいんげんがあればすぐに作れるお手軽メニューです。
まずごまを炒ってから、すり鉢で軽くすります。そこに醤油と砂糖を加え、よく混ぜましょう。次にゆでたいんげんを食べやすい大きさに切り、すり鉢に入れて全体を混ぜ合わせたらできあがりです。
にんじんといんげんのサラダ
ごま和えをアレンジしてサラダ風に仕上げたメニューです。
まず、ゆでたいんげんを食べやすい大きさに切ります。にんじんは細切りにしてさっとゆでておきましょう。次にボウルに、すりごま、マヨネーズ、砂糖、醤油を入れて混ぜ合わせます。そこにいんげん、にんじんを加えて、よく和えたらできあがりです。
いんげんとじゃがいものジェノベーゼ
いんげんはじゃがいもとともに、本場イタリアでジェノベーゼに加える伝統的な具材として使われてきました。
まず、鍋にたっぷりの湯を沸かし塩適量を入れ、パスタを表示の時間通りにゆでます。このとき、じゃがいもも一緒にゆでましょう。ゆで上がる2分前にいんげんも加えます。ゆでたパスタ、じゃがいも、さやいんげんにジェノベーゼソースをからめて、皿に盛ります。仕上げにバジルと粉チーズ、黒こしょうを適量かけたらできあがりです。
いんげんの天ぷら
いんげんの天ぷらはサクサクとした衣の中からいんげんの甘みが感じられるメニューです。
まず、洗ったいんげんのヘタと筋を取って下処理をします。次に薄力粉、全卵、冷水をかき混ぜ、天ぷら衣を作ったら、薄力粉を薄くまぶしたいんげんにからませます。熱した油で薄く色づくまで揚げたらできあがりです。
いんげんのゆで方に関するよくある質問
いんげんを使った離乳食の作り方は?
いんげんは、離乳食にも取り入れられます。さっそく、作り方をご紹介します。
筋を取り、やわらかくなるまでゆでましょう。子どもの成長に合わせてなめらかにつぶしたり、細かく刻んだりして食べさせます。必要に応じて、とろみをつけてあげてもよいでしょう。
基本的に、ペースト状にすれば離乳食初期(生後5か月~6か月頃)から食べさせられますが、いんげんはつぶしにくい食材です。そのため、離乳食として取り入れる場合は、細かく刻めば食べられるようになる離乳食中期(生後7か月~8か月頃)からがおすすめです。
いんげんの筋は取らなくても大丈夫?
いんげんの筋は取ることをおすすめします。ただ、最近のいんげんは品種にかかわらず筋がついていないものも多くあります。仮に筋がついていたとしても食感や風味にそこまで大きな影響はありませんが、もし気になるようであれば、下ごしらえの際に筋を取るとよいでしょう。いんげんのヘタの先端を、筋がある方向に折り、そのまま引っ張ることで簡単に取れます。
いんげん、しゃきしゃきー!
食感がいいから、マヨネーズを付けるだけでも美味しいね♪
よかった~!フラッキーのおかげで失敗せず、ちょうどいいかたさにゆでられたよ!
今回は板ずりもしたから、より色鮮やかになったな!
彩りがいいから、お弁当や肉料理の付け合わせにもよさそう!さっそく、明日のお弁当に入れようっと!
