通風時のセキュリティ機能を強化 マンション居室用の新型サッシを開発

2003年08月27日

長谷工コーポレーションは、通風時のセキュリティ機能を高めたマンション用の新型サッシ（商品名：『ブリーシア』）を不二サッシ（本社・神奈川県川崎市、社長：門田 三郎）と共同で開発しました。開放廊下に面した居室の通風のためにサッシを開放する際、「ロック機構」や「目隠し板」(特許申請中)によってセキュリティやプライバシーが確保できます。
今後、マンション購入者のニーズに応える商品メニューの１つとして、事業主に対する採用提案を積極的に進めてまいります。

　 国土交通省が実施した住宅の性能表示制度に関する調査によると、現制度の性能表示項目以外に重視したい性能項目として、「防犯性」と「風通しの良さ」を求める回答が高い比率を占めました。特にマンションでは防犯性を重視する傾向が強くなっています。室内空気室への対応、遮音性能、省エネなどと同様に、通風性とセキュリティは住まいにおける大きなテーマと考えられます。

　 新型サッシ『ブリーシア』の特徴は、
　 【セキュリティ機能】
　 ■ロック機構「サブロック」の採用で、サッシ開放時の開放幅を制限します。

　 【プライバシーの確保】
　 ■面格子の両端には「目隠し板」を設置し、居室内のプライバシー確保。サッ
　 　 シ開放中の遮視効果があり、廊下から室内を覗かれる心配はありません。

　 【その他】
　 ■面格子の全面に網を張っているので、開放状態にかかわらず常に防虫効
　 　 果を発揮します。
　 ■面格子は取り外しが可能で、防虫網の清掃は簡単にできるよう工夫されて
　 　 います。
　 ■面格子は出っ張りがないように壁面内（ダキ内）に納まるように設計してい
　 　 ます。また、これまでの面格子にあった横桟をなくし、すっきりしたデザイン
　 　 となっています。
　 ■新築だけでなく既存マンションのリニューアル時にも適用することが可能で
　 　 す。

【新型サッシ『ブリーシア』】