簡単にエアコンのフィルターを掃除する方法!注意点や普段からきれいに保つコツをご紹介
簡単にエアコンのフィルターを掃除する方法を注意点やきれいに保つコツと併せてご紹介します。
■ご注意
フィルターの掃除をする前に、取扱説明書をしっかり読みましょう。エアコンごとにフィルターの取り外し方や使用可能な洗剤は違うため注意が必要です。使用不可な洗剤を使ってしまうと、エアコンの故障や感電といった事故につながる危険があります。
エアコンのフィルターを掃除しないとどうなる?
また、資源エネルギー庁によれば、目詰まりしているフィルターと、していないフィルターでのエアコンの電気代を比較したとき、年間で約990円の節約につながると記載されています。※2
一方で、エアコンのフィルターを掃除しないと、さまざまな悪影響が出てきます。まずはエアコンフィルターの掃除を怠るとどうなってしまうのか、以下で詳しく解説します。
エアコンの効きが悪くなる
フィルターにほこりや汚れがたまってしまうと、風の通りが悪くなり、エアコンの効きが悪くなってしまいます。エアコンの効きが悪くなると不便であるうえ、通常よりも多くの電力が必要になるため、その分、電気代の支払いが多くなってしまいます。
エアコンの効きが悪いなら、室外機も掃除するのがおすすめ
フィルターだけでなく、エアコン本体とセットである室外機の汚れが原因でエアコンの効きが悪くなっている可能性もあります。室外機の掃除は、1年に1回程度の頻度で行なうとよいですよ。
室外機を掃除する際は、まずほうきを使い、室外機の外側の砂やほこりを払います。残った汚れは固く絞った濡れ雑巾で拭き取りましょう。次に、熱交換器を掃除機やほうきで掃除し、取り切れない汚れは歯ブラシでかき出します。最後に、排出ホースの中や出口にある汚れを歯ブラシでかき出すように取り除けば、完了です。
室外機は無理に動かしてしまうとガス漏れの原因となり、事故につながります。室外機内部までしっかり掃除をしたい場合や、設置場所によって掃除がしにくい場合は、プロの業者に任せるとよいでしょう。
カビが発生する
フィルターにほこりや汚れがたまると、それらがカビの栄養源になり、カビ臭の原因につながってしまうことがあります。高温多湿なエアコン内部は、1年中カビが発生しやすい環境であるため、冬でも定期的に掃除をするようにしましょう。
健康被害につながる
フィルターに汚れがたまった状態でエアコンを稼働すると、たまったカビやほこりが舞ってしまうため、部屋の空気や部屋自体も汚れてしまいます。また、それらを吸い込んでしまうとアレルギーや体調不良の原因になり、最悪の場合、喘息や肺炎などの病気になることもあります。
プロならエアコン内部まできれいに!
自分では掃除のできないエアコンの内部には、カビや汚れがたまっている可能性が!そのまま使うと、不快なニオイや空気の汚れの原因になることも。プロによる分解洗浄で、エアコン内部をきれいにすることができます。ぜひ、気になる方はエアコンクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談ください!
エアコンクリーニング
詳しくはこちらエアコンのフィルターの掃除方法
お伝えしたように、フィルターを汚れたままにすると、エアコンの機能が十分に機能しなかったり、健康被害が生じたりといった問題が発生します。しかし、フィルターはプロの業者に任せなくとも簡単に自分で掃除することが可能です。ここでは、フィルターの簡単な掃除方法や注意点についてご紹介します。
掃除をする前は、フィルターを取り外す際に危険がないよう電源プラグをコンセントから必ず抜いておきましょう。
用意するもの
・掃除機
・新聞紙
・せっけん
・タオル2枚
・スポンジや使い古した歯ブラシ
掃除の手順
■所要時間:20分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:2週に1回
新聞紙を床に敷き、その上にフィルターを置きます。そしてフィルターに付いたほこりを掃除機で必ず表面から吸い取ります。裏面から掃除機をかけるとフィルターの目にほこりが詰まってしまうため、注意しましょう。
ほこりが取れたら、フィルターの裏からシャワーで水洗いします。ほこりが残る際は、スポンジや歯ブラシでこすって落とすとよいでしょう。ただし、フィルターはやわらかい素材で作られているため、強くこすらないように注意する必要があります。
洗い終わったら、タオルを使い、水気を優しく拭き取ります。タオルを2枚用意し、フィルターを挟むようにして水気を取ると乾かす時間が短縮できます。
最後に、フィルターをしっかり乾かしましょう。その際に、洗濯物用のピンチハンガーを活用するのがおすすめです。水に濡れたまま取り付けてしまうと、電化製品であるため故障の原因になり、最悪の場合、内部から発火する恐れがあります。また、湿気が余計にこもってしまい、カビの発生やニオイの原因となることもあるため注意しましょう。
普段からきれいに保つためのコツ
エアコンのフィルターはちょっとした工夫で、より長くきれいな状態を保つことができます。
部屋の換気をする
部屋の空気がきれいでなかったり、湿度が高い状態のままにしたりすると、フィルターが汚れやすくなります。こまめに換気をして、室内の空気をきれいにしておくことで、フィルターが汚れにくくなるでしょう。
部屋をきれいに保つ
エアコンは室内の空気を取り込むため、部屋が汚れていたり、ほこりがたまっていたりすると、フィルターも汚れやすくなります。ペットを飼っている場合やタバコを吸う場合は部屋が汚れやすいため、こまめにフィルターを掃除するようにしましょう。
内部クリーン運転を使う
この機能は、エアコンを使用した後に使うことで、エアコン内部の湿気を取り除いてくれます。内部を乾燥させることで、カビの発生を防ぐ効果が期待できます。リモコンに「内部クリーン」の表示がないか確認してみましょう。
プロならエアコン内部まできれいに!
自分では掃除のできないエアコンの内部には、カビや汚れがたまっている可能性が!そのまま使うと、不快なニオイや空気の汚れの原因になることも。プロによる分解洗浄で、エアコン内部をきれいにすることができます。ぜひ、気になる方はエアコンクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談ください!
エアコンクリーニング
詳しくはこちらエアコンの効きがよくなった~!出てくる風もきれいになった気がするね♪
フィルターのほこりや汚れを掃除することで、風の通りがよくなるニャ。エアコンを頻繁に使う場合は2週に1回掃除することで、室内の空気がきれいになり、電力の無駄な消費を抑えるニャ!
家にあるもので簡単にできるから、これからもフィルターを掃除しよう!
※1出典:環境省「家庭でできる節電アクション」
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/setsuden/home/saving03.html
(最終確認日:2023年6月5日)
※2出典:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html
(最終確認日:2023年6月5日)
最近エアコンの効きが悪いし、何より電気料金も高くなったしね…。
そういえば、買ってからフィルター掃除1回もしてないね。ほこりがたまっているのかな?
エアコンのフィルターは、ほこりを掃除機で吸い取り、水洗いをすればきれいになるニャ!油汚れが付いている場合は、せっけんを使えば落とせるニャ。フィルター掃除は家にあるもので、簡単にできるからさっそくやってみるニャ!