お風呂の天井の掃除方法とは?カビの予防法もご紹介 お風呂の天井の掃除方法とは?カビの予防法もご紹介

お風呂の天井の掃除方法とは?カビの予防法もご紹介

お風呂の天井の掃除方法をご紹介します。


question

お風呂の天井に黒ずみがある…。

手が届かないし、どうやって掃除したらいいのかな?

answer

お風呂の天井の黒ずみは、フローリングワイパーに消毒用エタノールを染み込ませて拭き取るのがおすすめだニャ!

■ご注意
お風呂の天井掃除を行なう際は、足元に十分注意しましょう。

お風呂の天井を掃除しないとどうなるの?

お風呂の天井に生えたカビ

お風呂(浴室)の天井を見ると、黒いぽつぽつとした汚れが付いていませんか?実は、この汚れは黒カビです。お風呂は湿気がこもりやすい環境なので、内部の掃除が十分に行き届いていないと、すぐカビ菌が繁殖してしまいます。するとカビの胞子が舞い、やがて天井にも黒ずんだ汚れ = カビが発生してしまうのです。

お風呂のカビをそのままにしていると、喘息やアレルギー症状、肌荒れなどを引き起こす恐れがあります。また、お風呂内で洗濯物を干している場合は、洗濯物にもカビが付いてしまうことがあります。

このような問題を避けるためには、お風呂のカビを放置しないことと、発生を減らすための工夫が大切です。そこでこの記事では、お風呂の天井に発生してしまった黒カビの掃除方法と、黒カビを防ぐためのコツをご紹介します。

浴室掃除は長谷工にお任せ!

浴室の壁や天井はカビが生えやすい場所ですが、自分で掃除するのは難しいですよね。頑固なカビだと、自分で掃除をしてもなかなか落ちないことも…。そんな浴室の汚れのお悩み、ハウスクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談してみませんか?

浴室クリーニング

詳しくはこちら

お風呂の天井の掃除方法

お風呂の天井に発生してしまったカビの掃除には、フローリングワイパーの使用がおすすめです。フローリングワイパーは柄が長いため、高いところに登らなくても掃除ができます。さっそく、詳しい掃除方法を見ていきましょう。

用意する道具

・ゴム手袋
・消毒用エタノール
・フローリングワイパー
・ドライシート、またはキッチンペーパー

お風呂の天井の掃除手順

■所要時間:15分~
■難易度:★★☆☆☆
■掃除頻度の目安:月に1回

お風呂の天井掃除

掃除の前に、お風呂の換気扇を回し、ドアや窓も開けます。換気が十分にできたら、フローリングワイパーのドライシートに消毒用エタノールを染み込ませましょう。消毒用エタノールは、カビの除菌に効果があります。また、揮発性が高いので拭き取りやすすぎがいらないのもメリットです。

消毒用エタノールが十分に染み込んだら、そのまま天井をまんべんなく拭き取ります。カビの目立つ所は、数秒押さえるようにするときちんと除菌でき、おすすめです。掃除後は、お風呂をよく乾燥させるために換気しておきましょう。

なお、普段のお風呂掃除には中性洗剤がよく使われますが、中性洗剤はすすぎ残しがあるとカビの栄養源になってしまうので、天井への使用は避けるようにしてください。また、市販のカビ取り剤のような塩素系漂白剤も、天井のような高い場所で使用すると、薬剤が垂れてきて体に付着したり、目に入ったりする危険があるため、使用しないようにしましょう。

お掃除のミカタ 天井掃除にはクエン酸は不要?

天井掃除にはクエン酸は不要?

お風呂の大敵といえば水垢。天井にも当然水垢が付くと思う方も多いかもしれませんが、実は天井に水垢はほとんど付きません。天井に付く水滴の多くは、浴槽シャワーのお湯から出る水蒸気ですが、水蒸気にはカルキが含まれないのがその理由です。また、シャワーを使ったときに出た水滴が天井まで飛び散っても、乾く前に流れ落ちてしまうので、水滴はほぼ残りません。そのため、水垢落としによく使われるクエン酸は天井掃除に必要なく、消毒用エタノールのみで済むのです。

お風呂の天井のカビを予防するためには?

お風呂はカビが発生しやすい環境ですが、日頃のちょっとした習慣で発生を抑えることができます。ここでは、毎日行ないたいカビ予防の方法についてご紹介します。

こまめに換気をする

換気されたお風呂

カビの発生の原因でもある湿気をなくすためには、こまめな換気が大切です。お風呂に入っていない時間は窓やドアを開ける、換気扇を回すなどして、換気をする習慣を付けるとよいでしょう。また、換気扇を使用する際には窓を開けずに行なうのがポイントです。窓を開けて換気扇を回すと、窓近くの空気しか循環せず、お風呂全体の湿気を取ることができなくなってしまいます。

また、そのほかにもできれば、お風呂にシャンプーボトル類を置きっぱなしにしないことも重要です。置く場合は、なるべく床や棚との接地面を減らし、S字フックやマグネットラックを利用した「浮かす収納」を取り入れると、カビの発生を減らせますよ。

入浴直後に水気を切る

スクイージーで水気を切るところ

入浴後は汚れや湿気が多く残り、カビが好む状態になっています。そこで、入浴直後にお風呂内の水気を切るようにすると、湿度が下がってカビの発生を減らせます。使用後は浴槽の水を抜き、スクイージーでお風呂の水気を切るとよいでしょう。

お風呂内に水気が残っていると、換気扇を使用してもお風呂を乾かしきるのに時間がかかってしまうので、なるべく短時間でお風呂内を乾かすためにも有効です。また、お風呂の水気を切る前に、余裕があればカビの原因であるせっけんカスや皮脂、飛び散ったシャンプー類を流し、ブラシでこすり落とすといったお風呂の掃除ができると、よりきれいな状態を保つことができますよ。

浴室掃除は長谷工にお任せ!

浴室の壁や天井はカビが生えやすい場所ですが、自分で掃除するのは難しいですよね。頑固なカビだと、自分で掃除をしてもなかなか落ちないことも…。そんな浴室の汚れのお悩み、ハウスクリーニングサービスのご案内も行なっている長谷工にご相談してみませんか?

浴室クリーニング

詳しくはこちら

天井の黒ずみがきれいになって、お風呂がスッキリした!

お風呂タイムが気持ちいいね〜。

普段から、こまめな掃除と換気でカビの発生を防いでニャ!

監修 本橋 ひろえ ナチュラルクリーニング講師

本橋 ひろえ

北里大学卒業後、化学薬品会社で合成洗剤の製造を経験。2006年より、東京を中心にナチュラルクリーニング講座を開催。子どもやペットがいる家庭でも安心してできる、環境や肌にやさしいクリーニング方法を伝えている。テレビ、ラジオ出演や雑誌の取材協力など、メディアでも活躍。「ナチュラルお掃除大全」「やることの「見える化」で掃除をラクにする方法」(ともに主婦の友社)、「家じゅうピカピカ!ラクチン大そうじ虎の巻 ナチュラル洗剤で安楽早」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書多数。