2005年06月14日


 長谷工アーベストでは、首都圏在住団塊Jr*1・団塊Jrネクスト*2世代の夫婦(モニター)を対象に、WEBアンケート形式による住宅ニーズ調査を行いました。その結果、団塊Jr・団塊Jrネクスト夫婦はファミリー志向が強く、分譲マンション購入希望の8割以上が将来3~4人家族になることを想定して住まいを検討していることが分かりました。また6割が永住志向で、その内の9割以上が「住宅の強さ(耐久性・耐震性など)」を最重視しています。
 過去10年間長谷工アーベストが受託販売した分譲マンション購入者の年齢構成を見ると、30代が全体の50%前後を占めています。膨大な人口ボリュームを持つ団塊Jrに加え、その次世代の団塊Jrネクストが2009年には30代になることから、今後ファミリー志向が顕在化し、マンション需要の主流になると思われます。


【85%がファミリー志向 将来は子供1~2人を希望】(グラフ1、グラフ2)

 団塊Jr・団塊Jrネクストの85%が「子供を持つ予定」と答えており、強いファミリー志向がうかがえます。このうち、分譲マンションの購入希望者を見てみると、部屋の広さや数は「将来の家族構成の変化を想定して考える」夫婦が77%でした。また将来の子供の予定人数は、1~2人が84%であり、3~4人家族住まいを想定する夫婦が主流となっています。


【永住志向は約60%、住まいには「住宅の強さ」を最重要視】(グラフ3)

 団塊Jr・団塊Jrネクストともに、住替え先に「永住するつもり」「多分永住すると思う」と約60%が永住志向であることが分かりました。その内、子供を持つ予定のある夫婦の永住志向は65%ですが、子供は持たない予定の夫婦は33%となっており、「子供を持つ予定がある=ファミリー志向」の夫婦の方が永住志向が高くなっています。
 永住する住まいについては、過半数が「住宅の強さ(耐久性・耐震性など)」「住宅の広さ」「住宅のメンテナンスのしやすさ」に加え、マンションならではの「セキュリティの高さ」や「ランニングコストの安さ」を求める声が上位に入っています。

※1 団塊Jr(ジュニア)=1970~1974年生まれ
※2 団塊Jrネクスト=団塊Jrの次世代層:1975~1979年生まれを指す

【長谷工アーベスト 団塊Jr・団塊Jrネクスト 住宅ニーズ調査】

調査対象 首都圏在住の25~34歳の夫婦(2人家族)
※調査時年齢:団塊Jr 30~34歳、団塊Jrネクスト 25~29歳
調査手法 インターネットアンケート
調査実施日 2004年11月13日アンケートメール配信、11月17日締切
分析有効件数 団塊Jr/408件、団塊Jrネクスト/325件

年代別での購入者比率の推移(グラフ1)


Q 住替え先の広さや部屋数は、将来の家族構成の変化を想定して考えますか?(グラフ2)

(今後、分譲マンションに住替える予定がある夫婦に質問)


Q 住替え先には永住をお考えですか(グラフ3)

(今後、分譲マンションに住替える予定がある夫婦に質問)

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