2009年12月15日

  長谷工アーベストは、この度、首都圏居住者に対して、2009年11月にWEBアンケートを実施し、住宅購入を様子見しているお客様※の「2010年の住宅購入意向」について分析を行いました。
    その結果、2010年にモデルルーム等に足を運んだり、情報収集などにより購入検討を再開しようと考えている方が約47%となり、年初の2009年1月調査時に比べ、増加していることが分かりました。(グラフ 1. )

    その理由としては、「価格が下がってきているから・下がりそうだから」と回答した方が最も多く、最近の住宅価格の動きが、購入検討の再開に繋がっていることが分かります。(グラフ 2. )
また、「家族・子供のライフステージの節目だから」を理由にあげる方が2009年1月調査時より大幅に増加しており、しばらく様子を見ていたものの、「結婚」「子供の誕生や入学」といった実需ならではの理由からタイミングを逃したくないと考える方が出てきている様子が窺えます。
    経済環境が厳しい中ながら、住宅購入を様子見しているお客様においても、「ライフステージの変化」、「家賃負担」、「市場の動き(住宅価格、ローン金利水準)」などを考慮し、住宅購入を前向きに検討する気持ちは堅調であると考えられます。(お客様の声)
※ 住宅購入を様子見しているお客様:住宅の購入検討を一時見合わせ、中止していると回答した方

【調査概要】

調査対象 首都圏居住者
調査手法 WEBアンケート
調査実施日 2009年11月20日アンケートメール配信、11月23日締切
有効回答件数 2,344件(分析対象件数 452件※)
※現在、住宅の購入検討を「一時見合わせ」「中止」していると回答した方

■今後の住宅購入意向について (グラフ 1.)

*'09/1調査時は、2009年に「モデルルーム等に行こうと思っている」「情報収集などを再開しようと思っている」かどうか、'09/11調査時は、2010年に「モデルルーム等に行こうと思っている」「情報収集などを再開しようと思っている」かどうかを選択肢として質問


■ 今後、住宅の購入検討を再開する理由の上位5位(グラフ 2.)

(今後、「モデルルーム等に行こうと思っている」「情報収集などを再開しようと思っている」方のみ対象)


■ お客様の声

・ 結婚後の新居を探しているが、賃貸で希望のものがなかなか見つからないので、持ち家の購入も併せて考えてみるつもり。(20代、家族数2人)
・ 子供が生まれ、いよいよ手狭になってきた。賃料ももったいない。(20代、家族数3人)
・ 子供が小学校に入学する前にと考えると、そろそろなので。(30代、家族数3人)
・不況だと世間でも騒がれ、自分でもひしひしと実感しているが、現在も家賃を全額自己負担している事を考えると、もったいないと思ってきた。会社の業績も厳しいので、いつリストラされるかわからず、そうなったらローンも組めなくなる。買うなら今のうちかもしれないと思い始めた。(30代、家族数2人)
・ 現在、傾斜家賃の住宅に居住中の為、月々の支払が上がっていく。そうなると、住宅ローンの方が得になってくる。(30代、家族数2人)
・ 2年位前から、情報はみているが、価格が下がってきたので、そろそろタイミングかなと思っている。中には、クオリティも良く、広くて安い物件もあるので。(40代、家族数2人)
・ 40歳になり、ローンの完済年齢が気になってきた。35年ローンを組みたいので、具体的に探し始めるつもり。(40代、家族数2人)
・ 子供が独立していき、夫はまもなく定年退職。一戸建てに住んでいるが庭の掃除がしんどくなり、海外旅行などが増えてきたから、戸建を売って、マンションに買い換えたいと思っている。(50代、家族数2人)
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