2010年04月20日

  長谷工アーベストは、首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者(以下来訪者)および首都圏居住者(以下モニター)に対し、2010年4月にWEBアンケート『顧客マインド調査』を実施し、住宅の「買い時感」について分析を行いました。
    その結果、「買い時感DI」(※)は前回調査(2010年1月調査)より上昇。2010年年初、堅調にスタートした「住宅の買い時感」は、来訪者・モニターともに更に高まっている事が確認できました。
    買い時だと思う理由は、「金利が低水準」「価格が低水準(価格が下がってきている)」「税制のメリットがある」等、現在の『買い易い市場環境』が前回調査に続き上位となっています。また、お客様からは「住宅版エコポイントが始まったので魅力。新居に揃える家電もエコポイントが使える」などの声が聞かれ、エコポイント政策についても「買い時感」を後押しする要素の一つになっていると考えられます。
(※)買い時感DIの算出方法:「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出

■住宅の「買い時感DI」について(グラフ 1. )

  前回調査(2010年1月調査)に比べ、来訪者は9ポイント上昇、モニターも5ポイント上昇し、「買い時感」は更に高まる結果となりました。特に、来訪者はサブプライムローン問題発覚前の販売が好調だった2004~2005年水準まで上昇。モニターについても同様に2007年6月調査水準まで上昇し、約3年ぶりのプラス水準となりました。

■住宅の「買い時感」について】(グラフ 2. )

【来訪者「買い時だと思う」が約半数 「買い時だとは思わない」が19%に減少】
  「買い時だと思う」と回答した方の割合は、2008年7月調査を底に上昇傾向。今回調査では45%となりました。一方、「買い時だと思わない」と回答した方の割合も、2008年10月調査の50%をピークに下降傾向となっており、今回調査では19%まで減少しました。

【モニター「買い時だと思う」が約3割 「買い時だとは思わない」が29%に減少】
  「買い時だと思う」と回答した方の割合は、2008年7月調査を底に上昇傾向。今回調査では31%となり、「買い時だと思わない」の29%を上回る結果となりました。「買い時だと思わない」と回答した方の割合は2008年10月調査の43%をピークに下降傾向となっています。

■住宅を「買い時だと思う」理由について(グラフ 3. )(グラフ 4. )

【"現在の金利が低水準だから""価格が低水準""税制のメリットがあるから"が上位】
  「買い時だと思う」と回答した方の理由は、来訪者・モニターともに「現在の金利が低水準だから」が最も多く、「現在は、税制のメリットがあるから」「現在は価格が低水準だから」、が前回調査に続き上位となり、現在の『買い易い市場環境』が買い時感上昇の要因となっています。また、お客様からは住宅版エコポイント制度など"新たな住宅政策"に関する声や、経済指標や株価の動きなど"景気回復"に関する声が聞かれており、加えて買い時感上昇を後押ししている様子が窺えます。
  特に、年収別の「買い時感DI」をみると、中堅・高額年収層(特に年収1000万円以上層)の回復が顕著となっており、そうしたお客様が購入される物件の動きが良くなっています。

【長谷工アーベスト 顧客マインド調査】
【調査概要】

調査対象 (1)来訪者:長谷工アーベストが受託販売したマンションのモデルルームに2007年1月以降に来訪された方(首都圏在住)
(2)モニター(首都圏在住)
調査手法 WEBアンケート
調査実施日 2010年4月2日アンケートメール配信、4月5日締切
有効回答件数 来訪者:363件、モニター:2,376件

■住宅の「買い時感DI」について   (グラフ 1.)

■住宅の「買い時感」について (グラフ 2.)

  

■住宅を買い時だと思う理由[複数回答]    (グラフ 3.)

*その他 お客様の声
・住宅自体も底値だと思うが、住宅のエコポイントや家電もエコポイントが利用できる。
・エコポイントなど、さまざまな特典が始まったから。
・今は、エコ住宅の優遇や、住宅取得控除額が大きいので魅力的。
・景気の回復とともに、今後金利は上昇すると思う。低金利の今が得なのでは。

■年収別「買い時感DI」(モニター)   (グラフ 4.)

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