2010年07月16日

  長谷工コーポレーションは、建築を志す若手の人材育成を目的に、学生を対象とした第4回『長谷工 住まいのデザインコンペティション』を実施します。
  このデザインコンペは、創業70周年の記念行事と社会貢献活動の一環として2007年からスタートしました。第1回「300人のための集合住宅」では"密度"、第2回「30年後の集合住宅」では"時間に対する変化"、第3回「30戸の住宅から生まれ変わる集合住宅」では"建替え"をテーマとしましたが、いずれも全国の学生から多数の応募があり、既成概念にとらわれない斬新なアイデアの作品が寄せられました。
  今回の第4回は、「10の違うものが集まる100戸の集合住宅」を課題としました。10の違うものは住戸プランや機能だけでなく、年齢の違いや家具・家電・ペットといった身の回りのものなど、集合住宅を構成する様々な要素を自由に発想していただきます。環境との調和や公共性、地域性、多様性、持続可能性といった建築や社会のリアリティをふまえながら豊かな発想を表現した提案が数多く寄せられることを期待しています。

(1)コンペ概要
課題:「10の違うものが集まる100戸の集合住宅」
応募資格:2010年12月31日時点で学生であること
(大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校など)
(複数人で応募する場合は全員該当のこと)

登録・作品提出締切:2010年11月8日(月) (送付のみ受付、当日消印有効、バイク便不可)
※応募登録はデザインコンペティションホームページから
http://www.shinkenchiku.net/haseko/2010/ 別ウィンドウで開きます

入賞作品発表・表彰式:2010年12月12日(日)長谷工グループ主催「住宅・不動産・建築業界セミナー」(於 東京国際フォーラム)

結果発表:『新建築』2011年2月号および当コンペホームページ上にて発表
賞金:最優秀賞1点100万円/優秀賞2点各50万円/佳作7点各10万円(全て税込)
主催:長谷工コーポレーション
後援:新建築社

審査体制:
【審査委員長】  隈   研吾(隈研吾建築都市設計事務所代表)
【審査委員】     乾久美子(乾久美子建築設計事務所代表)
【審査委員】     藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
【審査委員】     池上一夫(長谷工コーポレーション執行役員)

(2)第1回~第3回の応募状況
  <第1回>
課題:『300人のための集合住宅』
募集期間:2007年8月23日~11月9日
登録総数:783件 応募総数:348点 

【最優秀賞】(1点)
「300人のランドスケープ」
高池葉子(慶應義塾大学大学院)
湯浅崇史(慶應義塾大学)

他、優秀賞(2点)、佳作(7点)
<第2回>
課題:『30年後の集合住宅』
募集期間:2008年7月10日~2008年11月7日
 登録総数:804件 応募総数:378点 

【最優秀賞】(1点)
「小さな都市、大きな家族」
富山晃一+岩元俊輔+津野田祐基(鹿児島大学大学院)

他、優秀賞(2点)、佳作(7点)

   <第3回>
課題:『30戸の住宅から生まれ変わる集合住宅』
募集期間:2009年7月7日~2009年11月9日
 979件 応募総数:422点 

【最優秀賞】(1点)
「やねの森 roof forest」
井手口航+磯辺陽一+山口貴司(慶応義塾大学大学院)

他、優秀賞(2点)、佳作(7点)

  

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