2025年06月24日

 株式会社長谷工コーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊野 聡)は、建築を志す若手の人材育成を目的に、学生を対象とした第19回『長谷工 住まいのデザインコンペティション』を実施します。

 本デザインコンペティションは社会貢献活動の一環として2007年から継続して実施しており、毎回、社会課題や世相を反映したテーマを設定し、学生ならではの発想豊かなデザイン提案を全国より募集しています。

 今回のテーマは「100人の集落」です。人類は社会的な生物であり、他者と共同生活をすることで文明を発展させてきました。しかし近年、自治会などの地縁やPTAなどの共同体は弱まり、人びとはお互いに独立した生活を繰り広げています。一方、SNSでは頻繁に他者と繋がり、流動的な人間関係が社会の大きな位置を占め始めています。集合住宅はこれまで「家族」を単位とした受け皿となってきました。しかし「家族」の解釈も多様化し、似た境遇を持つ他者との集まりを家族と捉える人も現れています。そこで、拡張された家族が集まって暮らす「100人の集落」をテーマとします。集落では、家族を超えた協働が実践されてきました。拡張された家族がお互いに干渉し、暮らす集落を提案してください。1次審査を通過した上位4案による公開の2次審査で最優秀賞を決定します。

 (1)第19回 「長谷工 住まいのデザインコンペティション」概要
[課題]100人の集落
[応募資格]2025年12月31日時点で学生であること
      ※大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校(各種学校)など
      ※複数人で応募する場合は全員上記に該当のこと
[賞金]最優秀賞1点100万円/優秀賞3点各50万円/佳作10点各10万円
[登録・作品提出締切]2025年11月13日(木)必着 ※送付のみ受付、バイク便不可
[登録方法]デザインコンペティションホームページから
[1次審査]2025年11月中旬
[公開2次審査・表彰式]2025年12月21日(日)
[最終結果発表]『新建築』2026年2月号および
         当コンペティションホームページにて
[主催]株式会社長谷工コーポレーション
[後援]株式会社新建築社
[審査委員]
《審査委員長》
 乾久美子(乾久美子建築設計事務所代表・横浜国立大学大学院 Y-GSA教授)
《審査委員》
 藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
 増田信吾(増田信吾+大坪克亘建築設計事務所代表)
 堀井規男(長谷工コーポレーション常務執行役員)
《ゲスト審査委員》
 青井哲人(明治大学理工学部教授)
ホームページ:https://shinkenchiku.net/haseko/2025/

 (2)第18回 「長谷工 住まいのデザインコンペティション」結果
  課  題:「集合住宅の新しいあらわれ」  登録総数:557件 応募総数:296点
  【最優秀賞】(1点)
   「暮らしの転写、歴史の投影」坂本萌乃(茨城大学大学院)
  【優秀賞】(3点)
    「弧に住まう」柳周吾(名古屋工業大学)
    「けはいの森」長村侑紀(京都大学)
    「軒下の群景」鷹見洸志(愛知工業大学)
  【佳作】(10点) 

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