2013年08月02日


 長谷工リフォームは、既存マンションの屋上やルーフバルコニーのシート防水改修提案を強化することを目的に、新たに開発したシート防水用「ルーフドレン(雨水排水管)更生工法」を実施提案するとともに保証期間15年のシート防水改修を標準提案いたします。

 シート防水工法は防水性、施工性、適応性、コスト等に対する評価が高く、これまで長谷工スマイルコミュニティと合わせて計54物件に採用してまいりました。今後長谷工リフォームでは、新築時と同程度の排水性能を確保する「ルーフドレン更生工法」と「目詰まりしにくいストレーナ」を実施提案するとともに、保証期間が従来より1.5倍長い15年保証のシート防水改修を標準提案し、安全・安心なマンションリフォームを推進してまいります。加えて、大規模修繕工事においてはマンション屋上等のシート防水改修をはじめ、新築マンションと同等の機能や設備を持たせる"改修工事"や10年先を見据えたグレードアップを目指す"バリューアップ改修工事"の提案を進めてまいります。

 なお、「ルーフドレン更生工法」は、長谷工コーポレーションとジャパン・エンヂニアリングが共同開発し(特許出願中)、「目詰まりしにくいストレーナ」は長谷工コーポレーションとダイドレが共同開発しました(実用新案登録済)。

【長谷工リフォームが提案するマンション屋上等の防水改修】
 ■防水性、施工性、適応性、コスト等に対する評価が高い「シート防水改修」を採用
 ■新たに開発したシート防水用「ルーフドレン更生工法」と「目詰まりしにくいストレーナ」を採用し、
  新築時と同程度の排水性能を確保
 ■保証期間が従来より1.5倍長い15年保証のシート防水改修を標準提案
[左:改修前(アスファルト防水)、右:改修後(シート防水)]

(1)「シート防水改修」の特長
【防水性】
  ◇保証期間は最長15年
   ・防水性能の高さから最長15年の長期保証を実現しています。

【施工性・適応性】
  ◇湿潤な下地への施工が可能
   ・降雨・降雪後でもただちに施工が行えるので、工期の短縮化が図れます。

  ◇さまざまな躯体構造、用途に適応
   ・それぞれの構造躯体に適応できる専用の固定技術、部材を開発しています。
    RCはもちろん、PC板、ALC板、折板、瓦棒等さまざまな構造下地に対応可能です。
   ・大規模屋上から外断熱仕様、非歩行・軽歩行、さらには屋上緑化や瓦棒や折板屋根の改修用途など、
    幅広い用途に対応できる工法・部材を取り揃えています。

  ◇外断熱施工への適応が可能
   ・防水層の下に断熱材を敷設することにより、外断熱施工が可能です。熱損失の低減による省エネルギー化や、
    室内結露や騒音の低減。真夏の直射日光や厳冬期など、厳しい気象条件においても躯体を保護します。

  ◇防火仕様もラインアップ
   ・飛び火性能評価試験の認定を受けた仕様もラインアップしています。

【コスト】
  ◇改修時の下地調整が不要
   ・下地調整の必要がなく、既存防水層の撤去が不要なため、撤去作業、残材処理、新規の下地作りや
    雨養生などのコストを大きく軽減することが可能です。
[シート防水改修の納まり図(露出非歩行)]
(2)新たに開発したシート防水用「ルーフドレン(雨水排水管)更生工法」の特長
 従来の雨水排水管の改修工法は、既存の排水管の内径より小さい排水管を新たに設置する工法が一般的で、排水性能が低下するデメリットがありました。
 そこで、熱膨張樹脂管を熱溶着する独自の更生技術を導入し、ほとんど縮径することなく排水性能を確保する工法を開発しました。また、目詰まりしにくいストレーナ(ドレンキャップ)を採用することで、枯葉などによる目詰まりも防止することができます。
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