長谷工グループは、「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」という企業理念を踏まえ、社会貢献活動を展開しています。
これまで培ってきた技術やノウハウを活かしながら、地域の皆様との関わりを大切にし、暮らしを取り巻く社会課題に寄り添う取り組みを推進していきます。
社会貢献活動の重点領域として、地域の振興・活性化に係る取り組みを進めています。取り組みにあたっては、事業戦略と関連した活動とすべく、グループの建築等に関するノウハウを活用するとともに、グループが管理するマンションの居住者向けサービスの向上にもつなげることを目指しています。
長谷工コーポレーションは、東京都多摩市にある長谷工テクニカルセンターで、長谷工マンションミュージアム(予約制)や、多くの生き物が生息するビオトープを一般に解放しています。また、防災イベントやワークショップなどを開催し、地域・社会の皆様との交流や、マンションづくりの魅力を発信する拠点としています。
長谷工コーポレーションは、賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」で、2025年8月23日に居住者や地域住民等に向けて防災フェアを開催しました。
本イベントは、長谷工グループの防災技術の紹介のほか、災害から人命と建物設備を守るための本物件の取り組みを知ってもらうことを目的としており、当日は居住者や地域住民ら307人が参加し、メタバース(3Dの仮想空間)上で防災を学ぶ「バーチャル防災訓練(特許出願中)」や、純水素燃料電池の停電時利用などを体験・見学しました。また、千葉県市川市消防局の協力をいただき、本物件に隣接する「徳願寺」の敷地内で初期消火訓練をはじめ、大地震の揺れや火災時の煙を体感できる消防訓練も同時に実施しました。本物件では、地域の防災拠点として、今後も活動を継続していきます。
細田工務店では、快適で豊かな地域・社会の実現とその持続的な発展を目指し、良き企業市民として、芸術文化支援を通じた交流活動や、暮らしをサポートするセミナーやイベントなどを開催しています。そうした活動を通して、本社を構える杉並区阿佐ヶ谷周辺の地域社会への積極的な参加と共生活動を推進しています。
住生活に関する知識や情報のご提供、暮らしの中のお悩みや不便を解消するためのサポート活動により、地域の皆さまのQOL向上の支援や地域活性の一助となるべく、地域行事へ積極的に参加しています。
<これまでの主な活動>
身近に芸術・文化を感じられる場をご提供したいという思いから、地域のネットワークも活用しながら、さまざまな芸術・文化イベントに協力しています。
<これまでの主な活動>
長谷工グループでは、事業活動において関連の深い地域での清掃活動等を継続的に行っています。
日本赤十字の「献血サポーター企業」として、毎年献血活動に取り組んでいます。2024年度は、東京芝本社ビルと大阪平野町ビルで各2回ずつ実施し、延べ241名が献血を行いました。
長谷工コーポレーションでは、建築を志す若手の人材育成を目的に、全国の学生を対象として、「長谷工住まいのデザインコンペティション」を開催しています。2007年より実施しており、毎回、社会課題や世相を反映したテーマを設定して、学生ならではの豊かな発想による集合住宅のデザイン提案を募集しています。
2024年度は、「集合住宅の新しいあらわれ」をテーマに、学生ならではの豊かな発想による集合住宅を提案して頂きました。296点(応募登録557件)の応募があり、公開二次審査において、一次審査通過4組のプレゼンテーション、審査委員による質疑応答・審査を行い、最優秀1点、優秀賞3点を選出しました。
今後も開催を継続し、住まいへの関心を高めていただくとともに、才能ある学生の人材育成につなげていきます。(第19回目となる2025年度は「100人の集落」をテーマに募集を開始しました)
長谷工グループでは、内閣府男女共同参画局等が共催する女子学生の理工系分野における進路選択を支援する取り組み「夏のリコチャレ(理工チャレンジ)」に賛同し、2017年から応援団体として参加しています。
2025年度は、7月30日、8月25日の2日間、「HASEKO 夏のリコチャレ2025~マンションミュージアム見学&マンションにまつわる実験体験ツアー~」を開催し、2日間で小中高生とその保護者22組48名(うち小中高生26名)が参加しました。コンクリートの中にある鉄筋が正しい位置に埋め込まれているか検査する「鉄筋探査実験」や「モルタル練り混ぜ体験」、長谷工マンションミュージアムの見学などを通じて、マンションづくりの魅力をお伝えしました。今後も若い世代が理工系分野に興味・関心を持つ一助となるべく活動を継続していきます。
長谷工コーポレーションは、建設業で働く魅力を体感してもらうことを目的として、日本建設業連合会が主催する、小中学生および保護者を対象とした、現場見学会「けんせつ探検隊」に参加しています。
2024年8月20日に「シエリア星田駅前 新築工事」で開催した見学会「けんせつ探検隊2024」には、小学1~6年生と保護者の17名が参加し、クロス貼り体験、足場の安全講習VR体験、BIMビューアー・マターポート体験などを通じて建設現場を体験していただきました。



施工体験の様子
長谷工コーポレーションは、EXPOスクールキャラバンにおいて「SDGs」をテーマとした出前授業を実施しました。EXPOスクールキャラバンは、大阪・関西万博を契機に、全国の児童・生徒が未来社会について考え、将来の行動につなげてもらうことを目的として、内閣官房国際博覧会推進本部事務局が大阪・関西万博に参画する企業等の協力を得て、全国の小・中学校、高等学校、特別支援学校等において授業を実施する事業です。
今回の授業では、長谷工グループが、大阪・関西万博にどのように関わっているのか、またSDGs目標達成のためにどのような取り組みを行っているのかなどを紹介し、SDGsについて学んでもらいました。
2025年2月13日 鈴鹿市立白鳥中学校 228名
2025年3月13日 洛南高等学校附属中学校 290名
2025年3月21日 西東京市立保谷中学校 187名


出前授業の様子
長谷工グループでは、社員の自発的な社会活動への取り組みが、社会課題への意識を醸成し、事業活動におけるさらなる価値創造や持続可能な社会の実現につながると捉え、社会貢献活動のより一層の活性化を図っています。
社員個々の社会貢献意識の醸成を図るために、日頃社員が実施しているSDGsへの取り組みを募集し、一部を社内報等で紹介する取り組み「Let’s Action!わたしのSDGs」を運用しています。一人ひとりの行動の積み重ねが大切であるという認識のもと、活動内容を共有することでより多くの社員が社会課題解決に取り組むきっかけや気付きを得ることをねらいとしています。
長谷工グループにおける社会貢献活動をより活性化するべく、今後も運用していきます。
長谷工グループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でのテーマ事業「シグネチャーパビリオン」にて、石黒 浩テーマ事業プロデューサーがつくる「いのちの未来」館にプラチナパートナーとして協賛しています。また、長谷工コーポレーションが同館を設計協力・施工し、現物提供します。本パビリオンではテーマ事業名として「いのちを拡げる」を掲げ、50年後、1000年後のいのちの在り方を創造し、展示することで忘れがたいいのちの体験をお届けします。石黒プロデューサーが取り組まれている最先端のIT・ロボット技術を基にした人間と社会の新たな在り方「いのちの未来」を他の協賛企業とともに共創し、目指すべき人間とロボットが共存する未来社会の住環境・住まいをシグネチャーパビリオン「いのちの未来」館を通じて世界に発信していきます。
なお、設計については、石本建築事務所、設計協力 長谷工コーポレーション、施工については、長谷工グループの不二建設との共同施工(解体他、一部工事は除く)となります。

長谷工コーポレーションは、日本初のノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士が晩年を過ごした京都・下鴨神社近くの旧宅を、博士の功績・足跡を後世に伝え、これからのわが国の科学・技術・芸術の発展、人材育成のための施設として有効に活用していきたいという国立大学法人京都大学(総長:湊 長博)の考えに賛同し、企業の社会的責任のもと本旧宅を取得し、2021年8月に京都大学へ寄付しました。
2023年より、改築設計を株式会社安藤忠雄建築研究所(同社は設計を京都大学に寄付)、施工を弊社グループの細田工務店および京都において伝統的な和風建築物を手掛ける安井杢工務店が担当し、後世に伝えていくための整備・改築工事に着手、2024年3月に工事を完了させ京都大学へ引き渡しました。博士とのゆかりを感じさせる部分などを残し、街の景観に寄与することも目指しました。今後は「京都大学下鴨休影荘」として、大学への賓客の対応や教職員の教育・研究や会議の場として利用される予定です。
長谷工グループは、2025年11月2日に開催予定の「秩父宮賜杯 第57回全日本大学駅伝対校選手権大会」に今年も特別協賛します。2019年より特別協賛を行っており、今年で7回目を迎えます。
グループ社員全員が主体的に参加するという意味を込め "選手、がんばる!社員、がんばる!みんなでつくる、手づくり駅伝"を応援テーマに掲げ、全国8地区で随時開催している地区選考会や本大会には延べ480名以上の社員が全国から応援に駆け付け、一丸となり応援しています。
また、「長谷工 応援スペシャルサイト」では、地区選考会や本大会の最新情報、全国各地で応援している社員たちの写真などを掲載します。毎年好評をいただいている駅伝応援ミネラルウォーターは、汎用・地区選考会それぞれのボトルラベルを一新し、長谷工オリジナル駅伝応援マスター「メガポン」を採用しました。また、今年もボトルのミニキーホルダーを作製し、駅伝応援ミネラルウォーターとともに全ての出場チームにお届けします。
特別協賛を通じて、スポーツ振興及び地域社会の発展に貢献するとともに、関東‧関西‧東海エリアに加え、全国で事業展開を進める企業グループとして、認知度と企業価値の向上に努めていきます。


「MINATOシティハーフマラソン」は子どもから高齢者まで、国籍、障害の有無の区別なく、スポーツを通じた地域共生社会の実現を目的として開催され、長谷工グループでは2019年第2回大会よりプラチナ協賛しています。



「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)」は、毎年秋の週末に大阪の魅力ある建築を公開する日本最大級の建築イベントで、当社は2019年より参加し、協賛をおこなっています。
「一般社団法人 樹木医甚兵衛」は、和歌山紀南地方でクマノザクラ※をはじめとした自然環境の保護・保全活動を行っている団体です。
当社は、絶滅の恐れがあるクマノザクラを、ぜひ地元で存続させたいという想いや、本団体が行う環境保全活動全般に賛同し、スポンサー協賛しております。
また2022年には、社有保養所である「南紀白浜ブランシェラリゾート」の敷地内に、6本のクマノザクラの苗木の植樹を行いました。このクマノザクラを後世に遺していくため、良好な環境下で苗木を大切に守りながら、環境保護・保全活動に努めるとともに、地域貢献に寄与してまいります。

「セイジ・オザワ松本フェスティバル」は、偉大な音楽教育者故齋藤秀雄氏の名を冠して、サイトウ・キネン・フェスティバル松本として開催された国際的な音楽祭であり、長野県松本市で1992年より毎夏開催されています。
当社では、“国際的な音楽祭を日本で”という主旨や次世代若手音楽家の育成、小中学生の音楽情操教育支援という目的に賛同し、開催当初から協賛してきました。フェスティバルへの協賛を通じて、芸術・文化活動の発展に引き続き取り組んでいきます。

長谷工グループにおける、過去5年間の社会貢献活動人数および支出額は以下の通りです。
| (年度) | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会貢献活動支出額(百万円) | 87 | 571 | 106 | 564 | 251 |
| 社会貢献活動人数(延べ人数) | 704 | 430 | 728 | 846 | 878 |
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