大切にしたい風景
汚染予防・周辺環境配慮

マンション開発にあたっては、環境汚染や騒音・振動などに配慮し、緑地造成なども積極的に提案しています。

土壌・水質汚染に対する対応

長谷工グループでは、用地の取得に当たり、過去の利用履歴を調査し、土壌汚染の疑いのある場合は、専門家による土壌調査を実施します。
土壌汚染が確認された場合、土壌汚染対策法など関係法令に基づき、汚染物質の撤去・封じ込めなど適切な処置を行っています。
また、同様に水質汚染に関しても、問題が確認された場合、適切に対応しています。

周辺環境配慮

長谷工グループでは、新築マンション建設工事や既築物件のリフォーム工事等を行う際、低振動・低騒音の建設車輛・機械を使用するなどし、周辺環境への配慮を心掛けています。
例えば、(仮称)港区芝浦2丁目計画新築工事の建設作業所では、周辺環境への配慮の一環として、2018年11月の着工より現在まで、毎日の朝礼前に周辺道路の清掃活動を実施しています。またその他にも、仮囲いの上への防音シートの設置や、杭頭処理工事の際の防音対策など、周辺への影響をなるべく抑えるような対策を行い作業をしています。

「(仮称)港区芝浦2丁目計画新築工事」での清掃の様子

生物多様性への配慮

第8回「いきもの共生事業所認証」(ABINC)の取得

ABINC

一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)では、自然と人の共生を企業活動において促進することを目的とし、企業の施設(工場、オフィスビル、商業施設、集合住宅等)の生物多様性に配慮した緑地づくりや管理・利用などを「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」として評価・認証しています。
2019年度、当社が設計・施工を手がけた1件で「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を取得しました。生物多様性配慮への社会的関心が高まる中、生物多様性に配慮した提案をすることで、都市の自然環境の改善に貢献していきます。

事例:環境と調和する、緑豊かな空間の実現

ドレッセ中央林間 神奈川県大和市

「ドレッセ中央林間」は、東急田園都市線中央林間駅から徒歩5分、敷地面積32,032㎡、857戸の集合住宅です。敷地周辺は広域には中央林間の地名の語源となった雑木林が点在する場所であり、それらの自然と連なる様に敷地内の緑化を行うことで生物多様性の観点から環境に寄与する計画としました。住棟に囲まれた広大な中庭は住民の交流が図れるプライベートな設えとし、緑豊かな住環境としました。敷地外周の設道沿いに自主管理歩道と自主管理公園を設け、周辺環境の改善に寄与する計画としました。
植栽計画では、高木、中木、低木72種約30,000本の樹木を植栽、環境配慮のため在来種を中心とし春夏秋冬の季節感が楽しめる景観づくりを実施し、緑地面積は敷地面積の25%以上を確保しました。
中庭に花や実のなる植栽を植えることで生物の給餌場所を提供し、野鳥の巣箱や空石積を設けることで動物の生息場所や移動経路に対する配慮を行いました。
また、子どもたちが自然に触れ合える環境を作るためにウッドチップ敷きの広場を設けて、どんぐりを集めたり自然遊びができる空間を設けました。

ドレッセ横浜十日市場 神奈川県横浜市

「ドレッセ横浜十日市場」はJR十日市場駅から徒歩7分。横浜市の「持続可能な住宅モデルプロジェクト」の1つである「緑区十日市場町周辺地域」に位置しています。
計画地の課題として、住民の高齢化に伴い多世代同士コミュニティを形成する仕組みが必要であること、地域資産である「新治の森」と緑のネットワークを図り、未来に向けて緑を継承していく必要性があることが挙げられます。
それを実現するため、周辺地域の活性化に寄与するための公開空地を確保しました。多世代で語れる共通のテーマとして「健康」を掲げ、隣接する新治の森とのつながりを意識した森を形成した他、緑を享受できるウォーキングスペースを計画しました。
またイベント等の交流や学びを通じ、地域への愛着を育み、地域の魅力や資産価値を高めるためのマネジメント「エリアマネジメント」の運用が予定されています。そのため、公開空地以外にもイベントを想定した緑陰や休息施設、芝生広場を設置。緑を取り入れたコミュニティが図れる計画を行っています。

ルネ西宮仁川 兵庫県西宮市

「ルネ西宮仁川」は、阪急今津線仁川駅徒歩16分に位置する敷地面積8,921.70㎡、236戸の集合住宅です。「本物の自然に包まれた癒しの空間の創出」をコンセプトに地域の自然環境とつながるランドスケープを創造しました。
計画地は、武庫川と仁川の合流点に位置し、川西川にも隣接した自然に恵まれた立地です。川沿いに本来存在していた「本物の森」を再現し、ムクノキ・エノキ林の構成樹種を参考にエントランスアプローチや沿道の植栽計画を行っています。また、生物多様性を豊かにする仕掛けとして鳥の巣箱や落ち葉溜め、水鉢や石の棲みか等を設けています。
さらに、地域の絶滅危惧種を守る試みとして武庫川河川敷でかつて見られたカワラサイコの種を採取し、敷地内で育てています。これらの取り組みにより環境認証である「ABINC認証」を西宮市で初めて取得しています。

ローレルスクエア健都ザ・レジデンス 大阪府摂津市

「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」は、吹田操車場跡地の新しいまちづくり「北大阪健康医療都市(愛称:健都)の一角に位置する敷地面積19,807.66㎡、824戸の集合住宅です。
健都の中核となる国立循環器病研究センターと連携して居住者の健康づくりを推進していくプロジェクトであり、「どこに居ても心と体を豊かにする暮らし」をコンセプトにしています。
敷地を囲む小道は約600mのランニングコースとなり、ヨガを行う芝生のグランドパーク、新緑・紅葉が美しいカツラの並木道、薬草やハーブ類を植樹したハーバルガーデン、涼やかな木立が迎えるヒーリングガーデン、気軽に運動できる健康器具エリアを巡りながら運動、散策、植物観察などを通して健康に親しめます。
また、薬効のある植物を数多く採用しており、樹名札に名称や効能を記載しながらQRコードで更に詳しく学べる植栽計画としました。