働いていたい場所
人材育成・技術継承
社員一人ひとりが活躍できるよう、人材の育成やキャリア開発など様々な学びの場を提供しています。
人材の育成
グループ教育方針
2020年度に新たな中期経営計画(NS計画)とともに長谷工グループ人事計画をスタート。『自律人材の継続輩出と将来の長谷工を担う多様な人材を育成する』を教育スローガンとし、NS計画達成のための人づくり・組織づくりを進めてきました。
2023年度は、企業価値を高め、難局を突破していくためにも「人的資産への投資」を積極的に行っていくとともに、社員一人ひとりが自己成長と仕事のやりがいを感じられるような各種施策を展開してまいります。
長谷工コーポレーション教育体系
自律人材の育成とキャリア開発に加え、DX教育、イノベーティブ人材・グローバル人材の養成・人権・ダイバーシティ教育等、様々な施策を展開していきます。

重点施策
- 自律人材育成プログラムとキャリア開発の連動
- 入社後10年間で「自ら考え行動し未来を切り拓くことが可能な」自律人材を育成するべく、継続して職種横断の階層別研修を開催しています。
- 将来の長谷工Gを牽引する若手・中堅社員の職場定着を最重要課題と捉えBe3(ビーキューブ=入社3年間の職場内外の先輩による側面支援)制度を推進しています。
- キャリアを主体的に描く「キャリア自律」を促進するため、4、7年次研修にて今後のキャリアを考える機会を設定しています。
- 経営者養成講座
- 持続的成長企業として、多様性の確保も踏まえながら選抜型の経営者養成講座を実施。それぞれの階層での役割・責務を見据えたマインド・スキルを養成しています。
※経営者養成講座に加えて、当社グループ各事業の連動を踏まえた各社役員へのローテーションによる実践を経て、本社役員・経営幹部人材の育成もしております。特に近年は女性幹部の育成に注力しており、現在グループ全体で約70名の女性幹部(うち女性役員14名)が活躍しております。
- 持続的成長企業として、多様性の確保も踏まえながら選抜型の経営者養成講座を実施。それぞれの階層での役割・責務を見据えたマインド・スキルを養成しています。
- 新たな戦略を実現する人材の育成(DX、イノベーティブ、グローバル人材)
- 「走りながら考える」という長谷工DNAに磨きをかけながらも、業務改革による生産性向上や新たなビジネスの創出ができる人材づくりとその人材を受け入れ成長させる組織風土醸成のため、様々なDX教育・イノベーション教育を実施しています。
※業務改革による生産性向上や新たなビジネスの創出ができる人材づくりに向け、22/3期より、当社社長が直接指揮を取り、東洋大学情報連携学部(INIAD)の坂村健学部長・教授と連携し、DXアカデミーを開講いたしました。第一弾として坂村教授によるグループ全社員(8,000名受講)へのDX教育(eラーニング)の実施、また第二弾としてグループ全社から80名のDX推進リーダーを選抜し、プログラミング教育や新規アイデアを経営トップへ答申する教育を実施しております。 - 今後の海外事業の拡大を見据え計画的なグローバル人材の創出策として英語教育施策を提供しています。
※これまでグループ全体からの公募による受講者が100名以上おります。
- 「走りながら考える」という長谷工DNAに磨きをかけながらも、業務改革による生産性向上や新たなビジネスの創出ができる人材づくりとその人材を受け入れ成長させる組織風土醸成のため、様々なDX教育・イノベーション教育を実施しています。
- 職種別実務教育
- 経営計画達成の鍵となる若手社員の早期戦力化・早期育成のために会社別・部門別カリキュラムを強化しています。
- 特に主要資格の早期取得については、会社から様々なバックアップ策を用意しています。
■2022年度主要資格合格率
宅建士 | 一級建 | 1級施工 | |
---|---|---|---|
HC | 90.9% | 42.2% | 82.1% |
全社 | 80.2% | 43.0% | 71.9% |
技術の継承:次世代育成支援
「第16回⻑⾕⼯住まいのデザインコンペティション」を開催
長谷工コーポレーションでは、建築を志す若手の人材育成を目的に、全国の学生を対象として、「長谷工住まいのデザインコンペティション」を開催しています。2007年より実施しており、毎回、社会課題や世相を反映したテーマを設定して、学生ならではの豊かな発想による集合住宅のデザイン提案を募集しています。
2022年度は、「循環する集合住宅」をテーマに、環境に応える新しい可能性を模索できるような集合住宅を提案して頂きました。184点(応募登録368件)の応募があり、公開二次審査において、一次審査通過4組のプレゼンテーション、審査委員による質疑応答・審査を行い、最優秀1点、優秀賞3点を選出しました。
今後も開催を継続し、住まいへの関心を高めていただくとともに、才能ある学生の人材育成につなげていきます。(第17回となる2023年度は「まざりあう集合住宅」をテーマに募集を開始しました)


「建築学生ワークショップ宮島」に協賛
不二建設は、NPO法人AAF主催「建築学生ワークショップ」に協賛しています。本ワークショップは、建築や環境デザイン等の分野を専攻する学生が、国内外で活躍中の建築家を中心とした講師陣の指導のもと、“その場所における場所性に根づいた実作品をつくりあげること”を目的としています。2022年度は厳島神社で開催され、アドバイザーとして不二建設の設計職社員2名が参加しました。学生たちは厳島神社の歴史文脈に基づいた小さな建築空間を創出するため、全国から集まった53名の大学生が2022年6月から現地調査や制作合宿などの準備を重ね、2022年8月28日に8作品の発表が行われ約300名が参加しました。


展示の様子
